外に出よ~っと!

人生谷あり谷あり

アドレスV125S ドライブベルト・ウェイトローラー交換

バイクは趣味趣向性の高い乗り物だけど、日々使う場合はメジャーな機体が便利。
NETで簡単にメンテナス情報を得られるし、保守パーツも純正・3rdパーティー品も豊富。
アドレスV125S(CF4MA)は、V100時代より「通勤快速」としてメジャーな機種。
何せ125CCクラスのスクーターとしてはかなりお安い。
でももう生産終了モデルになっちゃった。
 
この日は台風18号接近で、関西地区は荒れる予報。
みんバラなバイクお仲間のツー企画があったのだが、当然中止。ソリャソーダ
プライベートなお仲間とクルマで集まってランチミーティングの話題もあったが、台風だからねぇ。。。
 
そう こんな日は
 
 
 
 
 
 
 
 
 
メンテでしょう。 シュミノイッカンデスナ。
 
その昔、アドレスV100に乗っていて18000kmでドライブベルト破断。
新御堂筋線上だったので、側道まで押して行って歩道に上げて、端っこに寄せて(この時はバイク駐禁は無かった。)、後日 バイク屋さんに引取依頼(有料)をして。。。。。 とエライ目に遭った経験から、駆動系メンテナンスのタイミングをググったが、基準情報がヒットしない。
家人のアドレスV125Sも走行20000kmを超えた。
まだ早いとの情報もあるが一度みておくと精神衛生上良さげだし。
 
交換用ドライブベルト、ウェイトローラーを探すと3rdパーティー品が安いが、「純正部品」が一番耐久性があるみたい。
純正部品もかなり安く入手できそう。
だったら純正部品に限るよね~
 
ドライブベルト
イメージ 1
 
イメージ 2
送料込 1680円
ウェイトローラー 19g
イメージ 3
 
イメージ 4
6個セット 1490円+ 送料648円
長く、安定した性能を維持するんだったら 「ノーマル」 が一番。
エンジン・吸排気系・駆動系とかを弄ると、維持する為に弄り続けないといけない。(若かりし頃 経験済み
 
台風接近中だけどはまだ降ってない。
イメージ 5
風が強くの動きが早い。 
 
さぁ やっちゃおう~
コイツの駆動部メンテは初めて。
イメージ 6
先ずはキックスターターを外す。
イメージ 7
滅多に使わないけど、バッテリーあがり時の心強い味方。(笑)
駆動部冷却ダクトを外す。
イメージ 8
プラスネジ
ちゃんとサイズの合った工具を使わないと、ネジをナメちゃうので注意。
 
フィルター
イメージ 9
洗浄までは邪魔臭かったのでパス。 手で叩いて埃を取る。
 
樹脂カバーはこの6点留め。
イメージ 10
エアクリーナの一部(↑)が引っ掛かるので、先に外さないと。。。
イメージ 11
ここもプラスネジだけど、冷却ダクトとサイズが異なる。
エアフィルターは大して汚れてない様子。
イメージ 12
家人の洗浄方法は、灯油で押し洗い後 良く乾燥させて 2stオイルを適量塗布する。
(今回はパス。パスバッカリ)
 
樹脂カバー内側

f:id:akizo_da:20210816090741j:plain

スポンジはクッション材かな?
ダイキャストカバーを外す。
イメージ 14
中央部のナットが奥まっているので、少し長めの工具が必要。 手持ち工具で事足りた。
外したダイキャストカバー
イメージ 15
スポンジがあり、樹脂カバーが掛ってある。 ↓部をドライバー等の柄で押すと外れる。
このスポンジは遠心クラッチの冷却フィルターなのかな?
 
左がドライブフェイス、右が遠心クラッチクラッチアウターで奥にムーバブルドリブンフェイスがある。
イメージ 16
外観は問題無さそう。
ドリブン・クラッチの着脱はインパクトレンチがあれば、かなり便利。
イメージ 17
フェイス固定工具もあるが、インパクトレンチだと瞬殺 数秒で外せる快感。
クラッチアウター内側のクラッチカスを拭き掃除。
イメージ 18
油分付着に注意。
クラッチシューも20000km程度じゃ全く無問題。
イメージ 19
ドライブフェイスも外・内側エンド部に多少の段が出来ているが、まだまだOK。
イメージ 20
ドライブベルトは。。。
イメージ 21
全然大丈夫そう。 内側にヒビも無い。
ベルト幅をノギスで計ると 18.8mm だった。
新しいベルトを計ると 18.8mm。 ん??? まぁ折角だから交換しとくけど。。。
(新品ベルト幅は 19.4mm って出てたけど?)
 
ウェイトローラー
イメージ 22
写真上のローラー3個は殆ど偏減りしていない。 写真下の3個は少し編減りしてる。
ドライブフェイスウェイトローラー可動部の汚れを取る。
イメージ 23
 
イメージ 24
ここも油分付着に注意。
新しいウェイトローラーをセット。
イメージ 25
カバーをセット。 
イメージ 26
シャフトスペーサーに薄くグリス塗布。
イメージ 27
内部も拭き掃除。
イメージ 28
ベルト・ローラーの交換完了。
イメージ 29
後は外したのと逆手順で取付ければ作業完了。
フェイス固定ネジの取付けトルクは50N・mとの情報。
計ってないが、インパクトレンチでしっかり締めた。
以前 CJ43スカブーで、締め付けトルクが甘く走行中にドライブフェイスが外れた事がある。
この時も後でバイク屋さんに引取依頼(有料)して修理する羽目になった。 これも経験。(笑)
 
一番手間取ったのが、ガスケットの挟み込み。
新しいガスケットを購入していれば交換で簡単だったが、再利用は癖が付いてるのでじっとしていてくれなかった。。。
 
もっとベルト幅が摩耗してたりローラー偏摩耗していれば走行速度も変わるだろうけど、今回は殆ど変らないだろうなぁ。。。
 
走り方や使い方で駆動部の摩耗度合は変わるが、家人の場合25000km位は保ちそうかな。
囲われた駆動部はゴミや外的要因での損傷から保護されてるが、摩耗具合が解り難い。
ベルト断裂も予兆があるが、予兆を感じるレベルにまでなると相当危険な状態。
やっぱり早めの交換が安全かな。
メジャーな機体だとパーツ代も安価だし。