以下の記事は NATIONAL GEOGRAPHIC から引用。
「2~3年に一度」と「2026年で最小」が重なる
この5月末の満月には、珍しく呼び名がふたつ付く。「ブルームーン」に「マイクロムーン」だ。
実際に月が青く見えるわけではないが、月の満ち欠けと、月が地球の周りを回る軌道の特別なタイミングが重なるというわけだ。
月が最も満ちるのは、日本時間で5月31日の17時45分(ただし、東京では月の出は19時6分)。2026年の中でもレアな月を見るチャンスだ。通常の満月よりも多少小さく、薄暗く見えるかもしれない。

光学25倍で撮影
ブルームーンとは?
「ブルームーンとは、色を指しているわけではなく、暦の用語です」。米ニューヨーク州タッパーレイクにあるアディロンダック・スカイ・センターの理事長、セス・マクゴワン氏はそう話す。
ブルームーンの定義は、一般的にふたつある。まずよく知られているほうは、暦の月と関係するブルームーンで、ひと月に2度目の満月を指す。今回のブルームーンはこちらだ。
もう一方のブルームーンは、季節と関係する。天文学的季節(春分・夏至・秋分・冬至で区切られる)のひとつには通常3回満月が来るが、4回満月が起こる場合の3度目をブルームーンと呼ぶ。「こちらのほうが古い定義で、昔ながらの天文暦での慣例からきています」とマクゴワン氏。
英語には、めったにないことを指す「ブルームーンに一度(once in a blue moon)」という言い回しがあるが、ブルームーンはある程度定期的に起こる現象だ。理由は、月の満ち欠けの周期が暦の月とは合わない約29.5日だからで、どちらの意味でのブルームーンも2~3年に一度は起こる。
では、実際に月が青くなるわけでもないのに、なぜブルームーンなのだろう。由来としては、古い表現から転じていった可能性が高そうだ。その一説が、中世の英語表現「月が青い(the moon is blue)」で、これは理屈に合わないこと、可能性が低いことを指した。

手持ち夜景最大ズームで撮影
月が本当に青っぽく見えるケースもないわけではない。大規模な噴火や森林火災などのあとは、大気中の煙や灰の粒子が赤い光を散乱させ、青い光のほうが届きやすくなる。たとえばインドネシアの火山島クラカタウが1883年に噴火した際には、世界中で青みがかった月の目撃情報が残っている。
マイクロムーンとは?
注目ポイントのふたつめは、月が地球の周囲を回る楕円軌道が原因だ。軌道は真円ではないので、月の地球との距離は少しずつ変わる。
マイクロムーンは、満月のタイミングと、月が地球から最も遠くなる「遠地点」が重なったときに起こる。一方で月が地球から最も近くなる「近地点」と満月が重なると「スーパームーン」と呼ばれる。地球からの距離が遠い分、「普段」の満月と比べてマイクロムーンは小さく、薄暗く見える。ただ、その差はわずかだ。スーパームーンと比べ、マイクロムーンの見かけの直径は、およそ10~15%小さい。
「ほとんどの何気なく見ている人は、並べて比べない限り違いはわからないでしょう。しかし、注意深く見ている人や写真を撮っている人であれば気づけるかもしれません」とマクゴワン氏は話す。
今回のブルー&マイクロムーンを見るには雲がなければ、東の地平線を見て、昇ってくる月を見つけよう。月を観察するのに望遠鏡は不要だが、双眼鏡があれば、クレーターや、海と呼ばれる火山活動がつくった暗く見える平原など、月の表面の詳細が見やすいだろう。

光学25倍デジタル4倍の100倍ズームで撮影
劇的な見た目の変化があるわけではないが、この珍しい機会に、空の景色でもなじみのある存在である月を、のんびり眺めてみてはいかがだろうか。
だって。 高度が低いから黄色っぽく写ってる。
月が地球に一番近くなるスーパームーンは2025年最後のスーパームーン - 外に出よ~っと!で撮影したなー

同じ100倍で撮影 大きさが違うのが分かるやん。
色々考える2026年。 思い残すことのない2026年にしたいものだ。