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人生谷あり谷あり

DIO 110セルスターター不始動メンテナンス

ある日、山ノ神よりLINE連絡が。
「DIOのエンジンかからん。セル回らない。キックでかかった。」

ハイハイ。 帰ってから見てみます。。。

仕事から帰ってチョイメンテ診断。
先ずはバッテリーから。
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去年12月に交換したバッテリー
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12V出てるなぁ。。。
(古いテスターでしょ。 もう30ン年使ってます。 学生時代にキットで作ったテスターです。
しかしキーONにしてもインパネ・ヘッドライト・テールランプは点灯しない。
キックスターターでエンジン始動。
すると電装系ALL点灯。

キックでエンジンかけると13.5Vは出てる。
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と言う事は、発電機も無問題だな。
念のためヒューズも確認。
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まぁ エンジンかかるし無問題なのは当然だな。
ん?
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スターターリレーが「カチカチ」音鳴ってる。
どうもバッテリーが怪しいんだけど、今ブースターケーブル無いんだよなぁ。(クルマに積んだまま車検に出してた。
バッテリー外してチャージャーに繋ぐと、「フル充電表示」
ありゃ? んじゃ何が問題??

兎に角 問題を順番に解決して行こう。
キックスターターも問題が。。。
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キックが固い。 それに下ろしたら戻らないし。。。
思いっ切り「ガリガリガリ~」って音するし。 完全に グリス切れ って感じ。
このままじゃキックも使い辛い 下手すりゃキックスターター機構が壊れる可能性もあるな。
えぇーい 仕方ない。 2時間で決着つけるぞ~ と駆動部メンテに着手。

こういう時、NETで同車種のメンテ情報を公開してる方のBLOGやHPはありがたい。
このBLOGも検索上位はいつも「スカイウェイブ CJ45駆動部メンテ」。
素人維持繰り情報ですが、DIOメンテも載せちゃお。

駆動部アウターカバーは3点の六角ボルトOFFで外せます。
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さらに
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このエアダクトを外します。 こいつも六角ボルト。
10ヶ所を超えるボルトを外すと駆動部インナーカバーが外せます。
インナーカバー外側にキックスターター機構が付いてます。
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カバーを外すと
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この部分のグリスが切れて「ガリガリ」になって動きが渋くなってた。
全体的にもグリス切れで動きが固く渋い。 グリスアップしてスムーズな動きに。

ドライブベルトももう少ししたら要交換だな。 序にウェイトローラーも。
矢印部がセルスタータ機構部。
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ここも外して状態確認。 引っ張ったら取れますよ。
セルスターター駆動伝達部ギア部
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汚れてはいますが擦り減ったり欠けたりしてないので清掃注油。
この奥がセルモーターですが、外観的には無問題でした。
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カバー類、キックペダルを戻して完了。
キックは軽く異音も無くスムーズに下りる様になりました。ヨシヨシ 今日はここまでが限界。

で 車検から帰ってきたC70のバッテリーにブースターケーブルで繋いでみた。
キーON  インパネもヘッドライトも点灯するぢゃん。
セルも一発始動。 やっぱりバッテリー?
再度テスターで測定すると、ありゃ12V出てないやん。 ん?11V。。。

と言う事でセル不始動は バッテリーが逝った のが原因でした。

このバッテリー
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NETじゃそんなに悪い評価じゃ無かったんだけどなぁ。
やっぱり○華バッテリーは×なのかな。
1年保証が付いてるので、保証交換できないかな?(保証書置いといて良かった~
この日は購入店がお休みなので、また営業日に連絡してみよう。。。