初の佐渡金山訪問。
世界遺産に推薦されたので登録される前に行ってみたい。
ショーアップされた観光抗も良いが
佐渡金山の観光HPを見るとガイド付きのツアーもある。
折角なんでこの山師ツアーを予約してみた。
チケットも金色。
ヘルメットに軍手、簡易雨合羽
長靴に履き替えて入坑する。
予約時に長靴サイズも聞かれる。 もちろんツアー代金にレンタル料も含まれてる。
無名異抗
この周辺の赤土で焼かれた陶器が有名だとか。
鉄分を含んでいて固い焼き上がりだった。
入口
坑内は10℃程度でヒンヤリしてる。
江戸時代の手掘抗を基に拡張して使っていた。
トーチやランタンが無い江戸時代の灯り
特殊な木組みだって。
鉱石は固くて重いので1日かけて数cmしか進めない事もあったそうだ。
持ち帰り用鉱石(笑)
坑内にはトロッコ線路や枕木が残っていた。
ガイドさんの話では佐渡には線路が無いので高校生に「枕木」と言っても通じなかったそうだ。
一旦外に出て次の抗へ。
道游の割戸 反対側から
こっち側から見ると人が掘って出来た跡って言うのが解る。
次は大切山抗
先程の無名異抗もだが観光整備されてないから危険なので勝手に入られない様になっている。
入口はお奉行様が馬に乗ったまま入られるように背か高くなっている。
ちょっとだけ入って見分した事してたんやね。
左側が平行に掘られた通気坑道
こんなに薄く掘ってても崩れないのは岩盤だからとか。
江戸時代からそのままの藁(だったか?)の跡
黒い部分と石英部分から金が取れる。
鉱石を砕いて磨り潰して様々な工程を経て金が採取される。
明治時代のトロッコ車輪だそうだ。
下から鉱脈を上に向かって掘っていった。
丸太は足場で上に重ねていったとの事。
水晶
こんな風に見られるのは珍しいんだって。
コレも江戸時代の木片と消し炭。
そのままにされてるので臨場感があるなー
2時間弱のツアーも終了。
話を聞くのに夢中で余り写真を撮れなかったわ。
山師ツアーチケットで展示資料館に入れる。
金の延べ棒を掴める。
金鉱石
自然金が見える
岩美銀山や生野銀山も訪れてるので色々特徴やへー知識が蓄積されるなー
蓄積されても使う機会なく消えて行くだけだが。。。
次は宿根木へ
佐渡島は広いので1日観光では廻り切れないな。
Google先生の道案内で海岸線へ。
良い風景。 風の強い日は通れないだろうなー
宿根木の家屋は屋根が美しいらしい。
こんな感じ。
宿根木町並み案内所があった。
小さな集落
瓦は高価で昔は板葺きだった。
人が立っていられない程の海風が吹くので重石で押さえてた。
暴風竹柵
細い路地
景観町並みを残してある。
向かいの宿根木海岸へ。
目的はこちら
はんぎり たらい舟
小さなたらい舟に乗って漕ぎ出る。
はんぎりとは桶を半分に切って作った事から付いた名だとか。
乗るだけでもよく揺れる。
向かい風で進まないって船頭さん。
17時半からの夕日ツアーを予約してた。
もう少し夕陽だともっと雰囲気あったろうに。
入り江を出ると揺れる揺れる。
あははー こりゃ面白い。
立ったらダメよー と言われつつ夕陽を撮影。
その昔 ゴムボートが風に流されてなかなか岸に戻れなかった事を思い出したわ。
白いのは 船つなぎ石
1770年当時のままだとか。
1802年の小木地震で海岸が1mも隆起して千石船が入れなくなったんだって。
記念撮影
この櫓一本で操船する。
そっちの遊歩道も行ってみてと言われ
行ってみた。
ちょっと屈む必要がある高さ。
足元もゴツゴツしてるので要注意。
トンネルを抜けるとこんな風景が広がる。
火星 ねえ。。。(笑)
ゴロゴロと砂に岩が埋まっている感じだが全部固まった岩石。 コケたら痛そうだ。
綺麗な夕焼け。
両津港に戻る。
GAS入れたが1000円も入らなかった。
陽も暮れて
両津港に到着。レンタカー返してフェリーターミナルへ。
放送で帰りのフェリー食堂は19:30で営業終了ってことなのでターミナルの食堂に。
同じメニューだったし。
気になってた 岩のりラーメン。
@850円 船内食堂より100円安い。
まあなんだ 岩海苔だな って感想で。
帰りの乗船開始。
両津港 離岸
船内でウトウトしつつ2時間半かけて新潟港に。
上手く新潟駅行きバスに乗れたのでこの日泊まる アパホテル&リゾート新潟駅前大通へ。
2月22日にオープンしたばかりのホテル。
自動チェックイン機
この機械があるからかチェックインは24時まで変更連絡しなくても良いんだって。
22時半にチェックイン。
部屋
うーん ちょっと狭いかな。
23時前になってるがまん防も解除されたので深夜まで営業している居酒屋へ。
旬魚酒菜 五郎 万代店
ホテルから徒歩3分。
店内
天井(他のお客さんが写っちゃうんで)
つきだし(お通し)は蕪(だろう)と青菜(?) 蟹汁だって。
愚息2号曰く「俺そんなに呑まない(ずっと運転で疲れたアピール)から瓶ビールがええわ。」
でチョイスしたのがコレ。
こしひかり越後ビール @980円
原材料に米を使うのであれば地産米を との考えで造ったビール。 あっさり味だった。
桜刺シャトーブリアン
馬刺しで柔らかく旨かった。@1280円
鮭の酒びたし
酒に干し鮭を浸けて と言う見たまんまのやつやった。@580円
串揚5種盛り
@1480円 5種って何やったっけ? ふぐは覚えてるけどねー
漁師風サラダ
海鮮サラダで旨かった。@880円
日本酒(銘柄忘れた)追加オーダー
飯蛸
値段忘れた。 あっさり味付け。
東播人な山ノ神曰く「甘辛味がええなー」との事。 賛同
鶏キンカンの甘辛煮
@580円 玉ひもって関西だけ?
もっと濃い味付けが良かったが、その前にレンチンだったので玉ひもを頬張ったら破裂して熱かったがな。
かき揚げ
これまた値段忘れた。 コレで〆。
ホテルに戻るとカレーが一杯
某市内のコロナ患者療養ホテルで出されて物議を醸したメニューだったな。
このホテルは「リゾート」と名が冠されてるので、エクササイズルームやプールもある様子。
大浴場と露天風呂があるので予約した(と山ノ神談)
その大浴場
(ホテルHPより)
露天風呂
(ホテルHPより)
新築ホテルなので設備は全てキレイだったが、特筆する部分は。。。
露天風呂となってるが外の空気が入って来る程度で空が見える訳でもない。
翌朝入浴も予定する事無く就寝。